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2014年11月14日 (金曜日)

学級園植え付け

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 学級園の苗の植え付けを昨日、行いました。ナデシコ、キンセンカ、キンギョソウなどです。これからビオラやパンジーも植えます。寒い冬に向かいます。寒い寒い冬を乗り越えて来春きれいな花を咲かせる植物たちです。春の花が華やかできれいなのはこの寒い冬を乗り越えるからでしょうか。ひょっとしたら人の生き方もそうなのかもしれませんね。地道な努力のあとに花開く。さあ、子どもたち、これから上手に世話してね。

 こんなお話があります。

 ある北国の湖畔に一人の心やさしい老人が住んでいた。そして毎年雁が群れをなして湖に飛んできて越冬するのであるが,老人はいつでも湖の雁に餌を与え,雁たちも水辺に集まってきてうれしそうに食べるのであった。毎年毎年老人は雁に餌を与え続け,雁も老人が与えてくれるものに頼って越冬することが習慣になってしまったのである。

 ある年,雁の群れがまた湖に飛んできていつもどおり食べ物をもらうために水辺に集まったのであるが,老人は来なかった。それでも雁たちは毎日水辺に来ていつまでも待ったのであるが,老人はとうとう現れなかった。老人はすでに死んでいたのである。

 その年はちょうど寒流の襲来にあたり,湖水はみな凍ってしまった。そして老人に依存するだけで,自分で食べ物を探すことを忘れた雁の群れはすぐに死に絶えたのであった。

 さて,今の子どもたちはどうでしょうか。あまりにも世の中が豊かになり,親や大人が子どもによかれと思ってしたことが逆に子どものためになっていないこともあるのではないでしょうか。「小善は大悪に似たり」と言いますが,老人のように雁によかれと思ってやっている餌やり(小善)が,大局を見ない行いのために群れを死なせる(大悪)という結果につながることは世の中には多くあるようです。本当の優しさと甘やかし,この境は大局を見ることができるかできないかにあるように思えます。

~ 一言通信 ~

<1年生の教室から>
 国語「しらせたいな、見せたいな」の学習で、学校にいるうさぎのことを家の人たちに知らせるための文章を書きました。うさぎのことをよく見て、うさぎのようすをくわしく文章であらわすことができました。読んでみてください。

<2年生の教室から>
 
和だいこをたたいて、お祭りの音楽を楽しみました。
 ドンドンドン、トントコトンと、リズムよくたたいてとても楽しかったようです。たいこのあいまに、ぼんおどり(?)。「日本のおまつり」という大切な内容は、しっかりと伝わったようです。

<3・4年生の教室から>
 3校時の体育は、最初持久走の練習で校庭を5周走り、その後なわとび、そして25分ぐらいポートボールをしました。子どもたちは楽しく体を動かしていました。

<5・6年生の教室から>
 今日の3・4校時は図工の学習でアニメーション作りを行いました。この学習は3週間をかけて行おうかと考えている活動で、1週目はどんな作品にするのか絵コンテを作りながら考える活動。2週目はデジタルカメラで写真を撮る活動、3週目は撮った写真をプレゼンテーションソフトを使ってアニメーションにする活動です。どんな作品が出来上がるのか今から楽しみです。

<校長室から>
 小さな子どもたちの心は、悪い言葉もいい言葉も、まさに砂に吸い込まれる水のようにしみ込みます。その水が、子どもの心の幹を育てます。
                「子どもをやる気にさせる101の言葉」(金森浦子)より

~ 今日の学校ホームページの更新 ~
今日の給食を更新しました。

~ お知らせ 家庭学習がんばり週間~
今日から11月21日まで末吉中学校のテスト期間に合わせて小学校でも「家庭学習がんばり週間」として取り組みます。家庭でのご指導もよろしくお願いします。学級から12日分のチェックシートが配布されていますので、毎日確認していただき、学校へ提出してください。なお、最終日は「家庭学習がんばり週間を終えての感想・反省」を子どもが記入しますので、「保護者の方より」を記入の上、学校へ持たせてください。