6年生の社会科で、市教育委員会生涯学習課文化財担当の方を講師としてお招きし、第4回目の出前授業が行われました。
今回は、「曽於市の近世の様子」についてお話いただきました。安土桃山時代から江戸の終わり頃まで(諸説有)で、現在の鹿児島県と宮崎県は「薩摩藩」として島津氏が治めていたそうです。
まず、本校の所在地から馴染みの深い、国道10号線の話から進めてくださいました。国道10号線は、近世では、高岡筋(東目筋)と呼ばれていた道路とほぼ一致するということでした。それに伴う曽於市内の宿場跡や記念碑の紹介がありました。また、子供たちが1番驚いたのは、参勤交代で鹿児島から江戸(東京)まで、何ヶ月もかけて歩いていったことでした。歴史上のエピソードも興味を引くものばかりで、日本地図を作った伊能忠敬の一行の一部が、柳迫小周辺を通っていたことにも驚いていました。一向宗の掛け軸も見せていただき、その美しさにみんな見入っていました。
毎回、ふるさとの歴史を詳しく知ることができ、本当に楽しい授業です。次回、出前授業part5(最終回)は、10月下旬に行われます。
5・6年生が、1泊2日の日程で熊本へ修学旅行に行きました。鹿児島は雨…でしたが、熊本は天気が大きく崩れることなく、計画通りに行うことができて何よりでした。
1日目は、熊本城の見学と自主研修。自分たちが立てたスケジュールで楽しく学習を進めました。事前にしっかり調べていたため、目的地を全て時間内にクリアすることができて、満足そうでした。
ホテルでは大浴場で入浴を済ませ、宴会場でご馳走をいただき…楽しさ、うれしさのあまりきっとなかなか寝付けない子供がいるのでは…という心配も空振りで…23時には静かになりました。
2日目は、子供たちが1番楽しみにしていたグリーンランド!睡眠十分、元気いっぱいで、園内を縦横無尽に移動し、それぞれのグループで乗り物やアトラクションを満喫しました。家族へのお土産も、もちろん忘れずに購入してしましたよ。
間違いなく…子供たちの心に残る大切な思い出の一つになったことでしょう。この経験を通して友達との絆を更に深めたり、日常から離れて、貴重な経験をすることで、成長することができたりして…さらに頼もしさを増した5・6年生です。
3年生算数の相互参観授業がありました。「あまりのあるわり算」の学習でした。共有の課題で、「あまりは割る数より小さくなること」に、子供たちは具体物の操作を通して気付きました。
ジャンプは、2回目の「ええやん」が何曜日になるのか…わり算の計算で求める…という課題で、「わからないなあ…。」「どんな式になるの?」「お休みも入れて?」「ホントにこれで合っているのかなあ…」思い思いにつぶやきながら…時間いっぱい、聴き合い、考える様子が見られました。
本校が研究を進めている「学びの共同体」の理念を取り入れた授業改善。「聴き合う」ことは、大人でもなかなか難しいことですが、「分からないから、教えて」が言える子供たちの関係づくりや、言えるようになる教師の言葉かけの工夫に取り組んでいます。
地域の皆様、保護者、学校が一緒になって「学び合い 声かけ合い 支え合う」をテーマに福祉について考える、柳迫校区福祉・文化推進大会が開催されました。
オープニングで、手話を使って「にじ」を歌った1・2年生。地域の方々のお力を借りて育てた野菜の成長観察の発表や野菜クイズを行った3年生。「皆来館」の見学や「オレンジキッズサポーター」での福祉に関する学びを発表した4年生。「キリマンジャロ」「ラバースコンチェルト」の合奏を披露した5・6年生。市福祉作文コンクールに入賞した2人の児童の作文発表もありました。福祉ポスターや作文、夏休みに青少年赤十字トレセンに参加した児童のポスターも会場に掲示されました。
互いに支え合うあたたかい気持ちや「できる人が、できるときに、できることをする」ボランティアの気持ちについて…考える機会となりました。
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