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2014年8月

2014年8月30日 (土曜日)

「ひろば」欄に掲載されました

本日の南日本新聞「ひろば」欄に、本校児童2年生の投稿が掲載されました。戦争がテーマです。内容は、以下の通りです。

「せんそうはいらない」

 「せんそう」ということばを聞いたことはあったけれど、本当の意味は知らなかった。ぼくは夏休みに、「伸ちゃんの三輪車」という本を読んだ。
 8月6日の朝、伸ちゃんは大すきな三輪車で、友だちのきみちゃんとあそんでいた。「ピカッ」。この光のせいで、広島の町はなくなった。原子ばくだんだ。二人はしんでしまった。
 「あんなにたのしくあそんでいたのに。伸ちゃんたちは何もわるいことはしていないのに」。伸ちゃんは、三輪車のハンドルをにぎったまま、しんだ。多くの人がくるしみながら、しんだ。しんだ家ぞくや友だちのことを思って、今も多くの人がかなしい気もちになっている。
 ぼくはこの本を読んで、せんそうの意味が分かった。「せんそうは、ぜったいにしちゃいけないこと」と。
 伸ちゃんの三輪車は、今も広島にてんじされていると、たんにんの先生が教えてくれた。ぼくはいつか伸ちゃんの三輪車を見に行って、せんそうのことを、もっとべんきょうしたい。
 そして、かなしい思いをする人のいない、たのしい生活ができるように、ぼくができることをがんばりたい。

2014年8月29日 (金曜日)

ひな鳥

Dsc_0343 本校は愛鳥モデル校です。これまで昨年度の地域子ども会の活動で校内に手作り巣箱の設置活動などをしてきています。今年は、玄関に野鳥コーナーを設けて、子どもたちが野鳥関係の図書を自由に見ることができるようにしています。
 児童クラブの先生が巣から落ちたひな鳥を巣に戻すということで脚立を借りに来られました。無事に巣に戻ったひな鳥の姿です。ほかにも落ちたひな鳥がいたのですが、戻しても飛び出し巣に戻ることはありませんでした。

 柳迫小生まれ野鳥です。元気に巣立って欲しいですね。

2014年8月28日 (木曜日)

生きてました、良かった!

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体育館解体に伴い、体育館横にあった桜の木を校庭横に移植しました。夏真っ盛りの移植は植物にとっては命取り。さて、生きてくれるだろうかと移植作業を行った建設会社の方も気にしていました。枯れ木のような有様になっていたのですが、若葉が吹き出してきました。水を吸い上げ、新しい場所で生命の息吹がよみがえりました。

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移植した際に葉を全部落としてしまった桜の木。季節を間違えたのか、リセットして生きていく知恵なのか、花を数輪つけています。小枝には新しい芽も見えます。来年の春、どのような様子になるのか楽しみです。

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事務室横のグリーンカーテンにカマキリがいました。発見したのは事務室の主。グリーンカーテンの作者です。カマキリはちょうど昼食の真っ最中でした。イモムシくんには気の毒ですが、これが自然の姿。かわいそうと見ることもできますが、食物連鎖の上の方に人間がいるという事実を考えると、少々複雑な気持ちにもなります。

2014年8月26日 (火曜日)

新しい図書続々

Dsc_0326この夏休みに新しい図書の本が100冊あまり入りました。システムに登録したりラベルを貼ったりする作業を進め、新学期の貸し出しに備えています。新しいインクのににおいがする本は読んでいて新鮮ですよね。子どもたちにはどんどん本に触れ、その魅力を感じ取ってほしいと思います。柳迫小学校にある本を全部読んでしまうぞ、といった意気込みで2学期がスタートできるよいいですね。

2014年8月24日 (日曜日)

愛校作業

2学期、子どもたちが気持ちよく学校生活をスタートさせることができるよう本日、愛校作業が行われました。保護者を始めとして地域からも多くの応援をいただき、学校がすっかりきれいになりました。午前6時から9時まで2回の休憩をはさみがながらみっちり作業に取り組んでいただきました。草刈り、剪定、グラウンドの芝整備、草木くず処理など、それぞれ分担しながら隅々まで人の手できれいになりました。みなさま、本当にありがとうございました。

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2014年8月22日 (金曜日)

ホームページリニューアル中です

Dsc_0300 不安定な天気が続きますね。体育館の解体工事は昨日ですべて終わり、重機も撤収しました。一方、下水管工事が急ピッチで進められています。この工事は、これまで処理されずに流されていた校舎内の手洗い場などの下水を新体育館建設のために設置される合併浄化槽に引き込んで処理するためのものです。

 柳迫小学校のホームページをリニューアルしました。少しずつコンテンツを増やし、魅力ある情報をお伝えできるように努めてまいります。当ブログと併せて、9月からは給食紹介も毎日の更新として行っていく予定です。

 あさって24日(日)にPTA愛校作業が行われます。朝6時からという早い時間ですが、よろしくお願いします。作業に必要なものを準備できる方は、できるだけ準備してくださいますようお願いします。9時前には片付けまですべてを終了する予定です。子どもたちが2学期、気持ちよく学習がスタートできますよう、お力をお貸しください。

2014年8月21日 (木曜日)

出校日

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2回目の出校日。久しぶりに各教室に子どもたちの声が響きました。残り10日ほど。中央玄関で全校朝会を行い、学校長が子どもたちに夏休みについて、もう十分か、それともまだあって欲しいか尋ねました。両方に手がちらほら挙がりました。

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1年生の教室では夏休みの課題のチェックが行われ、子どもたちは先生の話をしっかり聞いていました。早寝の項目にバツがついている子どもが多いことから、2学期に向けて生活リズムを整えていくことが大切だと伝えていました。

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2年生の教室では子どもたち一人一人、絵日記の発表をしました。発表の後は、フロアからの質問の時間。いろいろな質問が飛び出しました。それぞれ思い出深い夏休みを過ごしていることが伝わってきました。担任も日本で一番高いところに立ってきたそうです。

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3・4年生の教室ではこれまでの夏休みの生活を振り返りながら、この10日間で学校モードに生活リズムを切り替えていくことが大切だと確認していました。あと10日も夏休みがあるぞ、あと10日しか夏休みはないぞ!子どもたちによってそれぞれのことでしょう。

Dsc_02825・6年生の教室では戦争について子どもたちと話し合っていました。8月15日の終戦記念日前後に戦争に関する放送や新聞記事などを目にしたかという問いかけに始まり、今の平和な生活はそのような出来事や犠牲の上に成り立っているということを子どもたちに理解させていました。

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児童クラブの子どもたちは、今日の昼食は特別メニュー。児童クラブ指導者の方々のお手製そうめん流し。子どもたちは大喜びで舌鼓を打っていました。あったかおにぎりにデザート付きの豪華版。子どもたちにとって夏休みのいい思い出になりますね。

2014年8月20日 (水曜日)

5・6年生研修視察

Dsc_0271 5・6年生が親子で研修視察に出かけました。目的地はNHK鹿児島放送局。10時前に学校を出発し、鹿児島市内で昼食。その後、NHKの局舎見学と番組制作体験をしました。放送の現場を目の当たりにする貴重な体験ができました。ひょっとしたら今日の体験がきっかけになってこの中からアナウンサーになる子がいるかも?
 これから自分の人生を切りひらいていく子どもたち。どのような選択をしていくのか。その材料として様々な体験を子どものうちにさせてあげたいですね。5・6年生の保護者の皆様、本日はありがとうございました。

Dsc_0272 体育館があった場所がとうとう更地になってしまいました。撤去作業を終えたパワーショベルがカニ歩きをしながら行ったり来たり。地面を平らにならしていました。ドラえもんの道具ではありませんが、ショベルの部分をいろいろな道具に取り替えながらいろいろな作業をこなすパワーショベル。器用なものだなと思いました。また、それをオペレートしている作業員の方。これまたすごい腕の持ち主です。

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 校舎内ではこのような工事が。変化に気がつきますか?そうです。柵が1本増えたのです。これまで2本の転落防止用の柵がありました。しかし、ベンチ部分に立った場合、転落の恐れがあるとして1本追加することになりました。東側校舎の教室にも設置しました。こちらは窓際に棚があり、その棚の上に乗った場合、転落の恐れがあるとして設置になりました。いずれも市の方針として設置されました。
 安全に対するハード面は整ってきますが、一番大切なのは子どもたちの危険予知能力。こんなことをしたら危ないと気づいて自身の行動を規制する力を高めることが必要です。

2014年8月19日 (火曜日)

どすこいの雲

Dsc_0268夏の雲は変化があっておもしろいですね。造形もなかなかダイナミックです。ふと窓の外を見ると、こんな雲が見えました。というか人の気配がしたので窓の外を見てみるとそれは、相撲の四股を踏んでいる子どもの姿でした。大きな空でどんなもんだいと言わんばかりにふんばっていました。
たまには子どもたちと夏空を眺めながら、形探しをしてみるのもいいかもしれませんね。カメラで写してタイトルとともにアルバムにまとめるのも楽しそう。

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体育館の解体工事はここまできました。基礎部分も掘り出しが終わり、コンクリートと鉄筋の分別作業とともに整地作業も進んでいます。

校舎の周りでは合併浄化槽への配管工事が行われており、大もぐらが出没したかのようにあちこち穴だらけになっています。

2014年8月18日 (月曜日)

柳迫夏祭り

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昨日、台風のために1週間延期となった柳迫夏祭りが本校で行われました。朝、8時から準備にとりかかり、昼前には一通り会場準備が整いました。再び夕方6時に集合して本番に備えます。ちょうどその頃の日没を迎える西の空の様子です。積乱雲越しに延びる光の筋が何とも神秘的でした。

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Dsc_0163すっかり暗くなった学校は多くの人で賑わい、ステージでは多彩な出しものが次々に披露されました。子どもたちにとって夏の夜の素敵な思い出となったことでしょう。公民館の役員の皆様をはじめ、運営にあたられた皆さん、どうもお疲れ様でした。

Dsc_0263一日たって今日の校庭の様子です。ステージとして使われたトラックが校庭の真ん中にぽつんと取り残されています。その傍らで遊ぶ児童クラブの子どもたち。地面に線を引き、なにやら大がかりなものを作っている様子。さて、子どもたちの頭の中には、どんなものが描かれているのでしょう。

曽於市役所で曽於市子ども議会が開かれました。本校から6年生の女子1名が代表で出席。柳迫小学校の体育館がなぜ建て替えられることになったのか質問しました。それに対して当局から、阪神淡路大震災後の耐震検査で基準に満たないことがわかり、大きな地震でも壊れない安全な体育館として生まれ変わることになったという回答がありました。

本物の議場で実際に議員さんが座る座席でに質問。ちゃんと名札も机上に立っていたそうですよ。いい体験になったことでしょう。